セレックシステムとは、コンピューター制御によってセラミックを使った歯の修復物を設計･作製するシステムです。3D光学カメラで撮影した口内のデータを元に、コンピューター画面上にて修復物を設計し、機械がセラミックブロックを削りだして作製します。

セレック治療の特徴

• 歯科技工所への依頼が不要なため、「迅速かつ経済的」に作製できる。
• 耐久性に優れたセラミックを使用するため、「末永く使用」できる。
• 質の高いセラミックを使用するため、「優れた審美性」を実現できる。
• 「短時間で治療」でき、通院の手間がない。

1 スキャン（型取り）

歯を削った後、3D光学カメラで口内を撮影します。型取りの必要がなく数秒間の撮影で、口内の状態をコンピューター画面上に再現することができます。
※まれに型取りが必要な症例もございます。

2 修復物設計

コンピューター画面上で、修復物を設計します。歯の形態･噛み合わせをあらゆる角度から把握し、調整を行ないます。また、患者様に適した歯の色を再現するため、セラミックブロックの色を選定していきます。

3 修復物作製

ミリングマシンとよばれる機械から設計されたデータをもとにセラミックブロックを削りだし、精密な修復物へと加工していきます。

4 口内へセット

できあがった修復物を、特殊な接着技術を用いて口内へセットします。ほとんどの症例が1回の通院で修復物をセットできるため、通院の手間がありません。